金曜日はレッツ〜ダンス♪

齊藤 竜太朗です。

熱中症

 

高校時代は甲子園を目指している高校球児でした。

高校3年間は野球と向き合い野球に青春してました。

8月は高校野球夢の舞台

本日、7月31日は高校野球で各都道府県の全代表校が決まります。

8月に行われる夏の風物詩のひとつ全国高校野球選手権大会が始まります。

朝9時過ぎには、テレビをつければ高校球児達が炎天下の中で白熱した戦いを見せてくれます。

出身高校や出身県の高校が戦っていると、ついつい仕事や作業の手を止めてしまい、普段は野球は見ないのについつい見入ってしまう方もいらっしゃると思います。

近年は暑さも強くなり足を攣ってしまう試合が中断してしまうシーンなんかもよく見られ心配になります。

例年増えている事なので、選手個人も大会、学校関係者の方々も気をつけてはいるとは思いますが、熱中症にはくれぐれも気をつけてほしいですね。

夏の落とし穴

冷房で夏バテ

さて、夏は脱水症状に熱射病、熱中症に気をつけようと暑さに対しての注意が強くなります。

しかしその一方で、その暑さ対策のせいで体調を崩してしまうこともあります。

冷えからくる夏バテ

7月に入ってから自分の勤めているクリニックでは内科での受診が増えてきています。

症状としては、熱は出ていないがノド痛や鼻炎などの風邪症状を訴えて来られる方が多いいです。

その受診される患者さん達の共通点としてあるのが、体が冷えていることです。

暖冷の高低差で身体がパニック

夏風邪、夏バテを起こしてしまい受診される方々を触診させていただくと、

決まって頸部や腹部の冷えが強いです。

また、肌の冷えだけでなく筋肉の緊張が硬く凝り固まっています。

近年では、このような症状で悩まられている方が増えていて「冷房病」など正式な病名ではないですが、医療現場でもよく聞かれるようになっています。

自律神経の混乱

「冷房病」とは、エアコンなどの冷たい風に体が冷えてしまうことがきっかけで、外の暑さとの温度差に体がついていけなくなってしまう状態です。

つまり身体の中で、身体を一定の正常な環境に保っておくホメオスタシスが崩れそのキーとなる自律神経系でのパニックが起きてしまっています。

身体を自分の意思とは関係なく正常な状態をコントロールしてくれる自律神経の乱れによって引き起こされてるであろう症状などを、この夏の時期には総称して「冷房病」などと言われています。

内科的指導

自律神経は自分の意思でコントロールすることは難しいと言われているので、内科的には一般的風邪薬を対処療法として生活環境の改善を指導したりします。

体を冷やさないように一枚羽織るものを持っておいたり

食べるものも冷たい物は避け、温かい物を食べるようにしたり、

外で汗をかいてしまった場合には、部屋に入る前に汗を拭き取ってから入るようにしたり

などが一般的な内科的指導になります。

自律神経の乱れ⇄筋肉の緊張

先ほど説明したように、身体の中では自律神経の問題が起きてると言いましたが、これによって引き起こされているのが筋肉の緊張です。

また逆のことも言えます。

筋肉が緊張する環境や作業をしていると、それもまた自律神経の働きを妨げることにつながります。

この自律神経と筋肉の緊張、2つの関係は表と裏のような関係にあります。

筋肉の緊張を取ることも一つの対策になる

自律神経の乱れと筋肉の緊張、2つの問題が同時にそして自身の健康でいられる域値を超えた時に身体は不調というシグナルを様々な形で表してきます。

そうなる前に対策をしていく事が大切です。

まずは、内科的対処療法をいながら筋肉の緊張を取るためにストレッチなど行ってみましょう。