金曜日はレッツ〜ダンス♪

齊藤 竜太朗です。

骨折の治癒期間

前回の記事で、骨折と単語を出してから久しく外傷を見る機会から離れていたので、
久しぶりに骨折の治癒過程について知識を書こうかと思います。

骨折から骨の治る過程

炎症期・・・骨周辺の血管が傷つき骨細胞がしぬ

修復期・・・仮骨の形成(ここでレントゲンを撮ると骨折部の周りに白いモヤモヤした部分が映ります)

再造形期・・・仮骨が吸収されレントゲンで骨折線がわかるようになります。

完治・・・骨折線が消え骨が無事にくっついていれば完治です。

骨折治癒に影響を与えるもの

全身状態
年齢
骨格のバランス
栄養状態
糖尿病など疾病

折れた部分の状態
血管や血流の状態
骨格のバランス
感染

骨別治癒目安期間

鎖骨・・・4週

肋骨・・・3週

上腕骨頚部・・・7週

上腕骨骨幹部・・・6週

前腕・・・5週

指骨・・・2週

大腿骨頚部・・・12週

大腿骨骨幹部・・・8週

下腿・・・8週

ウォルフの法則

骨には、骨梁と呼ばれる部分があります!!

そもそも梁は建物に用いられる部分で、棟のお守りを支えるために等に対して
直角に打ち込められる横木のことを言います。

つまり身体の中にも重さがかかり支えにくいところがあるのです!!

それが大腿骨の頚部になります。
常にここには上半身の体重と構造上、剪断力という骨に対して折れてしまうような
強い力が常にかかってしまうのです!!

しかし、この骨梁が構成されることで骨の強度を増し折れにくくしています。

では、骨梁はどのようにして力がかかる部分を見つけるのでしょうか!?

それがタイトルに記載している「ヴォルフの法則」になります。

これは、骨に力がかかると微弱な電気が発生し、その情報を神経によて察知し力がかかっている部分の骨を強化しようと骨梁の形成が行われるのです!!

これは、整形外科の方では骨折などの治療にも応用されています!
ただ、治療は局所的な範囲のみでの治療に限られているので、
局所で与えられている刺激がうまく神経を辿って脳に伝えられるのを待つしかないので効果もイマイチなことも。。。

骨格を理解しよう

身体を支える土台となる骨格!

身体を支える働きのほかに、
内臓の保護や、脳から出ている神経、心臓から送られる血管が通る
通路を担っています!!

そのため、この骨格がバランスを崩してしまうとこれらの機能の低下を起こし
体に様々なトラブルを引き起こす要因となってきます!!

何回に分けて骨格について理解していきましょう!!

まず1回目は、骨は毎日生まれ変わっています!!

成長期までの間に大きくなってそのまま維持しているわけではありません。

体の中で栄養を取り入れて老廃物を外に出す「代謝」という働きが行われていますが、これは骨でも日々行われています。

骨では、骨を壊す破骨細胞が骨を壊し分解吸収する働きと、
反対に骨を作る骨芽細胞がホルモンやビタミンの協力のもと新しい骨を生え替わらせています!!

この骨の中で行われている新陳代謝を「骨のリモデリング」と呼ばれています。

これは停止期から始まり、まずは破骨細胞が働き始めます。
壊された骨を吸収する吸収期があります。
次に、破骨細胞から骨芽細胞へと働きが変わる逆転期となります。
そして骨を作る形成期となります!!

健康を維持できている方はこのサイクルを狂うことなく行えることができます!

しかし、冒頭にも述べたように骨格の歪み、バランスを崩してしまうと、
代謝を助ける血液や、神経によってコントロールされているホルモンの働きに問題が生じてきてしまいリモデリングの関係性が崩れてしまい恒例の方に起こりやすい骨粗鬆症などの問題も起きてきてしまいます!!

肩に力入ってませんか⁉︎

皆さんは、日頃深呼吸したりしますか?

初めてクリニックに来られる患者さんの多くは、
「力を抜いてください!」
と言ってちゃんと力を抜けている人は少ないです。。

それだけ肩に力が入ってしまっているのですが、、、

患者さん自身は力を抜いているつもりなんですがね、、、

つまり、自分の意思で身体をコントロールできていないのです。
一つの身体の健康レベルを測る指標になります。

それなりに健康レベルが高い方は力を抜こうと思えばちゃんと力を抜くことができます。

「できないと何か問題あるの?」

問題あります!!

力が抜けない、つまり筋緊張が常にある状態になります。
それは骨格の歪みに繋がり、骨本来の働きである関節としての働きも
損なわれてしまいます。
また、年齢を重ねていく中で放っておくと、最悪の場合骨が劣化変形してしまい修復不可能と手遅れになってしまうこともあります!!

皆さんも「力を抜く」ことができているか、
ストレッチやヨガなど呼吸を意識する運動をしてもいまいち効果を感じない、
むしろ体痛くなるんだよな、、、

なんて事のある方、健康レベル黄色信号かも。。。

健康とは

皆さんは、「健康とは!?」と考えたことはありますか?

シンプルな質問ではありますが。。。

現在、WHO(世界保健機構)で定められている「健康」の定義は
以下のようになっています。

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。
(日本WHO協会訳)

つまり、健康診断で検査が異常がないから健康であるとは間違っています。

「心」精神的にも元気である事も健康であることの1項目として
指標になってきます。

私は、治療家として日頃から患者さんの抱えている症状と向き合っています。
そして骨格へのアプローチをして患者さんたちの症状の改善に取り組んでいます。

一見、肉体的な健康という項目のみしか改善できてないように思われがちですが、、、

それだけではありません!!

骨格の歪みが取れてアライメントが整うと精神的にも健康になっていく方が多くいます。

以前よりも体が動かしたくなる。
考え方がプラス思考になる。

そもそも精神的に健康ではない方の多くは、
首が前のめり、方が前にすくみ猫背のような姿勢になっている方が多いです。
そうなると、身体と身体をコントロールしている脳との情報伝達が衰え、
栄養と老廃物の運搬をする血液の流れも悪くなってきてしまいます。

肉体的な問題と精神的な問題、それぞれが全く別の問題と思われがちですが
身体の働きから見るとリンクすることは多いです。

もちろん精神的な問題も様々なので全ての問題が骨格の歪みをとることで改善されるわけではありませんが、骨格のアプローチでも多くの問題を解決することができます。

吹き出物は生活習慣の成績表

皆さんは、顔に吹き出物ができた時に「なんでこんな時にできるかな。。。」
とか他人事に思っていませんか?

吹き出物ができる時が、体からのサインでできてしまって時こそ自分自身の
生活習慣を振り替え得てみましょう!!

ニキビでは脂腺、アクネ菌が元になり体から無くなるものではなく潜在しているものです!!
潜在意していて、日頃の疲労、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足などが引きがねとなってニキビができてしまいます!!

なので、日頃いくらケアしている!広告などで芸能人も使っているいいニキビ予防の化粧品を使っている!

など言っていても結局生活習慣の乱れがあればニキビは出来てしまいます。。

化粧品が良くないなど他人事にはせずにまずは
最近の生活習慣の見直しをするようにしましょう!!

関節の動き

関節が動く方向には決まった名前があります。

「肘を伸ばす」「肘を曲げる」という表現は日常的によく使われますが、様々な人々に言葉で伝える時、医療的に決められた一定のルールがありこれらの専門用語を覚えておくと便利でしょう。

基本的に動作で表現できるものが、

曲げること・・・屈曲

伸ばすこと・・・伸展

外に開くことを・・・外転

内側に寄せること・・・内転

骨が外に捻られることを・・・外旋

骨が内に捻られることを・・・内旋

このように表現されます。

しかし、中には特殊な呼び方をする場所もあります。

肩甲骨では、上がることを「挙上」下がることを「下制」と言います。

前腕では、手のひらを上に向けることを「回外」下に向けることを「回内」と言います。

手関節では、手の甲の方向に曲げることを「背屈」手のひらに曲げることを「掌屈」と言います

親指側に曲げることを「橈屈」小指方向に曲げることを「尺屈」と言います。

足関節では、つま先を上げる動きを「背屈」つま先を下げる動きを「底屈」

内側から足の裏を見る動き「内反」外側から足の裏を見る動きを「外反」と言います。

これらは、体を気をつけした際に「矢状面」「前額面」「水平面」から動きを分類して決まっていて世界共通になっています。

ぜひ、各国ごとに単語を調べてみては、、、?