関節の動き
関節が動く方向には決まった名前があります。
「肘を伸ばす」「肘を曲げる」という表現は日常的によく使われますが、様々な人々に言葉で伝える時、医療的に決められた一定のルールがありこれらの専門用語を覚えておくと便利でしょう。
基本的に動作で表現できるものが、
曲げること・・・屈曲
伸ばすこと・・・伸展
外に開くことを・・・外転
内側に寄せること・・・内転
骨が外に捻られることを・・・外旋
骨が内に捻られることを・・・内旋
このように表現されます。
しかし、中には特殊な呼び方をする場所もあります。
肩甲骨では、上がることを「挙上」下がることを「下制」と言います。
前腕では、手のひらを上に向けることを「回外」下に向けることを「回内」と言います。
手関節では、手の甲の方向に曲げることを「背屈」手のひらに曲げることを「掌屈」と言います
親指側に曲げることを「橈屈」小指方向に曲げることを「尺屈」と言います。
足関節では、つま先を上げる動きを「背屈」つま先を下げる動きを「底屈」
内側から足の裏を見る動き「内反」外側から足の裏を見る動きを「外反」と言います。
これらは、体を気をつけした際に「矢状面」「前額面」「水平面」から動きを分類して決まっていて世界共通になっています。
ぜひ、各国ごとに単語を調べてみては、、、?